ひとりごとの部屋

愚痴やなんやら、とりとめなく書き留めています

今日は母の日!

私の母は2年前に他界した。生前、母の日にはカーネーション
贈ることもあったけれど何もしないときの方が多かったかな。
一緒に食事に行ったり、招いたりした方が多い。

ところで、自分の娘からは小学校低学年くらいまでは
肩たたき券とかお手伝い券などをもらったけど

成人してからはついぞしてもらったことがない。
いやいや、されても困っちゃうだけなんだけど。
だからいらないんだけど〜〜
こんなに無視され続けるのもちょっとどうなんでしょ。
こ〜んなに日本中のお店では母の日セールやってるのに
私たちとの話題にも上らない。

母の日を祝っても私が喜ばないと知っているんでしょ。
別に祝ってもらわなくていいんだけど、
ちょっと感謝の言葉があると嬉しいんだけど。。。。
きっと感謝してないんだね。
そう、感謝してもらえるようなことはしてないし。
親として当たり前のことの10分の一くらいしかしてないし。。。。



とかなんとかつぶやいていますが、これが幸せの証なんだね。



「私たち夫婦には子供は授からないとお医者様でも思ってたのに
あなたが生まれてくれて、良い人に巡り会えて
可愛い孫まで産んでくれちゃって。。。。すごいことだよね」

と、いうようなことを娘に言ったら
「ね、私うまくやってるでしょ」と返ってきた。


うんうん、ありがたいよ。年中母の日みたいなもんだね。



そういえば、私が自分の母に
「お母さん、私を産んでくれてありがとう」と言えたのは
なんと50歳を過ぎてからだった。
小さい頃離れて暮らした時期もあったり、反抗期が成人してからも
続いていたようなところがあって。。。。。


母に対する自分の気持ちを整理できないまま結婚。
夫の事業を手伝い、子育てに振り回されていくうちに母の人生に私の人生がかぶさってきた。
母もこうだったのかな、なんて思うことがいくつもあり、
やっと母の存在が私にとって有り難く暖かいものに感じられるようになってきたようだ。


そんなとき、老いて認知症になって弱っていく母に今言わなくてはと
「お母さん、産んでくれてありがとう」と伝えた。
まさか私からこんな言葉が出るとはおもなかったようで、
ぽろぽろと涙を流していたっけ。

じつは親不孝だらけの娘だったんだよね、わたしって。
今日は、そんな私なのに暖かく見つめ続けてくれた母に感謝する日なのです。