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震災に遭われた方々の悲惨な避難状況や東電の事故のことが頭から離れず
気が滅入ってイライラする毎日でしたが、昨日の東電の「事故収束の見通」会見を見て
ずいぶんと気が落ち着いた自分に驚いています。
日程が予定通りなんてあまり信じられないけれどたぶん事故の収束には
月日、年月がかかるだろうな、避難される方達は何年かをふるさとの外で
過ごすんだろうなと思っていたけれど、実際に東電から直接の声で聞き
先が見えた様な気がしてかえって頭の中の混乱状態が少し収まってきたようだ。
それにしても東電のあの社長はどこへ行ったのかな?
会長が冷静に謙虚に説明して自身の辞任についても逃げずに語る態度にほっとする。
そのそばには副社長の姿もあった。この人も誠実な気がする。
テレビの画面には見事に人柄がでてしまう。天下りだろうとなかろうと、
自分の立場や仕事への知識や態度が半端な人はさっさと消えてくれ。
日曜日は朝からテレビ各局では政治家を呼んで討論会が続くけど
あいかわらず政治家は国民のひんしゅくを買うような言動ばかり。
復興のための提言をする委員会の議長が復興税のことを口にしたことについて
与野党みんなが避難していたね。「それは私たちの仕事だ。そこまで言うべきではない」とか。
その通りかもしれないけれど、そのときのみなさんの表情はまるで嫁をいびる姑のようだった。
多額の費用が必要になる提言をするには財源も気になって当然じゃない?ちょっと口から出たことで
そんなに怖い顔をして政治家が失言したときのように責めるのはおかしいじゃない?
そのときのみなさんの渋くゆがんだ顔、薄ら笑いのように半分あがった口元。。。。
こうやって自分たちの既得権を侵すおそれのある人を排除してきたんだろうね。
電気も水もなくトイレも居住スペースも不衛生で、命をけずって日々過ごす人たちや
ほとんど休み無く被災地で行方不明者捜索やがれき撤去を行っている
自衛隊や消防の人たちの前でそんな討論会ができるのか!?
夜の報道番組で元キャスターの方が「もう政治は心を一つにして頑張ろうとする国民の足を引っ張らずに
何もしてくれるな」というようなことをおっしゃってましたが同感です。
被災者のみなさまも政府や政治家の先生方にお願いするよりも地元の仲間達と励まし合って
前進することが良いように思います。足りない物や困ったことがあるときは
ネットやテレビを通じて事情をしってもらい、全国からの応援を頼みましょう。
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